2022/09/27

最低限やっておきたいスマホのセキュリティ対策・基本の７選

スマートフォンの利用者は年々増え続けており、世帯保有率は80％を超えています。※1そんな普段から頻繁に使っているスマホだからこそ、セキュリティ対策が大切になってきます。
この記事ではスマホの基本のセキュリティ対策をご紹介します。ご自身だけでなく家族や友人など、周りの人とも改めてスマホのセキュリティについてチェックしてみませんか？

※1 情報通信白書令和3年版（https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/html/nd111100.html）より

１. スマホの画面ロックを設定する

スマホを盗難されたり落としたりしてしまった場合、スマホが誰にでも見られる状態だと情報が簡単に取られてしまいます。持ち主の情報だけでなくアドレス帳やアプリを介して知人や家族の情報も流出する可能性が高くなり、被害が大きくなってしまいます。パスコードや指紋認証、顔認証などで画面ロックを設定しましょう。

２. OSを更新する

事前審査が行われていないアプリ提供サイトや非公式サイトには、危険なアプリが提供されている可能性があります。アプリのインストールは安全性の審査が行われている公式ストア（App Store、Google Play）から行ってください。また、公式ストアのアプリであっても規約やアクセス権限の許可についてはしっかり目を通しましょう。

３. アプリの入手は公式ストアから行う

事前審査が行われていないアプリ提供サイトや非公式サイトには、危険なアプリが提供されている可能性があります。アプリのインストールは安全性の審査が行われている公式ストア（App Store、Google Play）から行ってください。また、公式ストアのアプリであっても規約やアクセス権限の許可についてはしっかり目を通しましょう。

４. 二段階認証/二要素認証を利用する

IDやパスワードを使った認証とは別にSMS（ショートメッセージサービス）やワンタイムパスワード端末、生体認証などを利用して二度目の認証を行うことを二段階認証/二要素認証と言います。
フィッシング対策協議会の「インターネットサービス利用者に対する 「認証方法」に関するアンケート調査結果報告書」によると、『本人認証で不満に思ったり、嫌に思ったことはあるか』という質問に対して二段階認証が面倒だと答えている人が20％以上いました。二段階認証はログインまでの手順が多くなるため煩わしさを感じることもあるかもしれませんが、設定しておけばIDやパスワードが流出しても第三者による不正ログイン等のリスクを低下させることができます。仕組みを理解して必要に応じて適切に利用することをおすすめします。

５. ウイルス対策アプリを適切に使用する

スマホ向けのセキュリティ対策アプリには、無料で利用できるもの、体験版を試すことができるもの、ウイルスだけでなく有害サイトのブロックができる多機能なものなど様々な種類があります。自分に合ったものを活用して安全性を高めましょう。

６. ネット詐欺についての知識をつける

偽のメールやSMSで実在の企業や組織を騙り、個人情報やパスワードなどの情報を不正に入手しようとするフィッシング詐欺が横行しています。「クレジットカードの利用を制限しました」「不在の為お荷物を持ち帰りました。再配達はこちらから」などといった文言で人々を偽サイトにアクセスさせようとする手口が多く、よくそのサービスを利用している人やたまたま宅配便が来る予定があった人は慌ててアクセスしてしまうかもしれません。
このようなメールやSMSは企業やサービスが出しているメールの文章をそのままコピーしていることも多いため、文章だけで偽物かどうかを判断することは容易ではありません。身に覚えのないものや怪しいものはもちろん、怪しいところのないメッセージだったとしても、すぐにURLのタップや情報の入力はせずに落ち着いて公式の情報を確認してください。

７. 被害に遭った場合の連絡先を確認しておく

もしフィッシング詐欺の被害に遭った場合はどうすればいいのでしょうか。
偽サイトに自分のアカウント情報を入力してしまった場合は、すぐにパスワードの変更や連携アプリの削除を行いましょう。クレジットカード情報を入力してしまった場合は、関連する金融機関やクレジットカード会社などに連絡して不正利用をされないようにしましょう。既に金銭被害が発生している場合は各自治体の警察に相談してください。

この他にも多くのセキュリティ対策がありますが、正しい知識を取り入れて事前に必要な設定やソフトの導入などを行うことで安全性を高めることができます。この機会にぜひセキュリティについて見直してみてください。

記事引用元：BBソフトサービス社　OnlineSecurity